訪問介護の神髄とは、(過去投稿のリピート)

私自身、父親の介護をもう10年以上やっていますが、最近、しみじみと感じる事は介護は、自分のペースでやってはいけないという事です。介護は介護する側とされる側(利用者)との共同作業です。同じ介護でも、高齢者施設で実施される介護とご自宅に訪問して実施される介護は、似て非なる物だと思います。例えば、オムツ交換でも施設の場合は、一定の時間内に大勢の入所者のオムツ交換をヘルパーのペースで実施していきます。一方、訪問介護の場合は、利用者のペースで実施します。利用者の残存機能をできるだけ活かし、利用者とコミュニケーションを取りながら、今から実施する作業について利用者にご納得を頂きながら、利用者の協力を得て一緒に実施していくのです。自分のペースで実施すれば、3分で終わる作業を5分も10分も掛けて、じっと利用者の動作を待ちながら、実施していくのです。利用者は、動かない手や足を自分で動かそうとすることによって、脳に刺激を受け、機能の低下を少しでも遅らせる事ができます。これが、高齢者を寝たきりにさせない介護であり、訪問介護のあるべき姿なのです。タウンケアでも施設から転職してきたヘルパーは、自分のペースで作業をしがちです(ケアは、驚くほど上手です)が、訪問介護の神髄は、実は、別の所にあるという事に徐々に気づき始めることが多いです。訪問介護は、実に奥が深く、勉強することが沢山ありますね。

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